【サッカー選手が知っておきたい捻挫の知識】
サッカー選手だったら、一度は経験はある足首の捻挫。皆さん、捻挫を甘く見ていませんか?
今回は、捻挫の場所から実際にあった症例、またサッカー選手の捻挫にまつわる怖いお話をしていきます。これで捻挫になったらしっかり治さなきゃ、というようになるのは、間違いなし。
【1、捻挫は実際どこを痛めているの?】


まず初めに、イラストにて捻挫の負傷する箇所をご説明します。上の図が足首の靭帯を、下の図が筋肉を示しています。
捻挫をすると、大まかに転倒の仕方によっても負傷する箇所は異なりますが、大半が足首の外側を負傷します。さらに前方に転倒すると、足首の関節の前方の靭帯や筋肉が負傷し、真横にグキっと転ぶと、くるぶし周辺に付着する靭帯、筋肉を負傷してしてしまいます。転倒の仕方によって、負傷する箇所が異なってくるのです。
【2、何度も捻挫している人は要注意】
捻挫で骨折!長期離脱へ。

この写真の選手は、大学までサッカー続けた選手の足首の様子です。
今まで学生の頃から何度と捻挫をしてしまった影響で足首の靭帯がグラグラに、そして、ついに!外くるぶしを骨折してしまいました。
捻挫をたくさんしていると、足首の靭帯に安定性がなくなり、片足などでグラグラしてしまったり、相手に押されてすぐ転倒してしまったり、サッカー選手は致命的になってしまいます。
捻挫をしっかり治さないとこんな影響が!
必見!【サッカー選手のプレーに影響する3つの事例】
【1切り返しが遅くなる。】

まず何と言っても切り返しの動作の遅れ・相手からのチャージに弱くなる・俊敏な動きの低下です!これは足首の柔軟性の低下や、足首の“緩みに”によるもので、痛くなくなったからといって治療をやめてしまうとこのような悪影響が懸念されます!さらに治療後のトレーニングやケアも治療同様に大事です。
【2キック精度が落ちる。】


サッカー選手の命ともいえる《キックの精度》。サッカーはご存じのとおり《ボールを蹴るスポーツ》です。キック精度の低下はサッカー選手にとって命取りです。一流の選手は足首の柔軟性が非常に高いです!キック精度の高い海外の選手のキックの瞬間をスローで見ると驚かされます!足首のコンディションはキックにおいて非常に重要な要素なのです!
【3他のケガの誘発。】
さらに足首のコンディションが悪いままプレーを続けると、体の他の部位に多大な悪影響を与えてしまいます!足底の痛みや下腿部の異常なハリ・さらには膝の痛みにまで繋がってきます!ただの《足首の捻挫》だと甘くみてはいけません!
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